■ダブルトップ(ボトム)
こちらも相場の天井や底でみられる形ですが、
ヘッドアンドショルダー・トリプルよりも発生しやすいパターンです。

同じ程度の山、谷が二つ並んだ形になります。
二つ目の山がサポートをしっかりと割れば、パターンが完成します。
完成した後、トリプルトップなどと同じように
サポートから山の頂上までと同程度の距離、反対に進んだ所が目標値になります。
ダブルトップ
ダブルトップは分析しやすく、出現率も高いのですが
トリプルトップ、もしくはレンジ相場へ移行する可能性もあります。
ですので、実際にダブルトップになったかどうかを判断する場合は
サポートを割ったポイントがどれだけブレイクしているか、
フィルターを掛ける必要があります。


■ソーサートップ(ボトム)
ソーサートップ(ボトム)は、日本で団子天井(鍋底)とも呼ばれる形で
お皿や団子のように、曲線を描いた天井や底になるパターンを示します。
ソーサー型のパターンは非常に出現頻度が少ないものです。
ソーサーボトム
今までのパターンは、急激にトレンドが反転していましたが
ソーサーボトムでは反転がゆっくりと段階的に起こります。
反転の目安として、底に近づくに連れて出来高が減少します。
底を過ぎると出来高が増え始め、価格も上がり始めます。
最も安値の位置で出来高が急激に増え、そこから上がり出すことも有ります。

ソーサー型を特定するのは困難で、さらにソーサーパターンだけで次の目標価格を
決定することも難しいです。
しかし、ソーサーを形成するに至った時間が長ければ長いほど
次の値動きは大きいものである可能性が高いです。
他のインディケーターを使いながら分析しましょう。


■Vトップ・ボトム(スパイクトップ・ボトム)
Vトップ型は、その名の通りV字型のパターンを作るものです。
Vトップが形成されている間に確認することは非常に難しいですが、
出来てしまえばよくわかるパターンです。
パターンとして判断するのは難しいものの、出現率は高いでしょう。
Vトップ
Vトップ型は、値動きの激しい急な傾きをもつトレンドから起こりやすいと言えます。
その天井でリバーサルデーが確認されることも特徴の一つです。
そして反転後の値動きも激しく、三分の一戻しや半値戻しするようになります。
ダブルトップ、トリプルトップなどに繋がることも多いので
こちらも、他のインディケーターの併用をオススメします。